工場・現場・ご家庭などで起こる事故の備えに
怖いオイル流出事故の被害を最小限にするために
怖いオイル流出事故の被害を最小限にするために
特許取得済み
油吸着部材、油吸着体
NETIS登録番号
元 HR-100002-A
※日本消防設備安全センター推奨認定期間は終了しております。
「オイルワイパー」とは
━ オイルワイパーは、接触した瞬間に素早く油を吸着する「モミガラ炭オイル吸着材」です。

近年、工場・作業場・ご家庭からの油の流出事故が増えています。
オイルの流出被害を最小限に抑えるには、現場により近いところで食い止めることが原則です。そして、あとになればなるほど、回収が難しくなるばかりでなく膨大なコストもかかります。
オイルワイパーは、流出初期段階での回収を目的として開発され、オイルを扱う多くの現場の備えとなるべく、低価格を実現しました。
特長
驚きの
接触瞬間吸着!
水をはじき
オイルのみ吸着!
高い浮力で
水面でも効果を持続!
未開封で
長期保存可能!
製品同士の
連結可能!
静電気防止
対策品!
吸着力
━ 驚きの接触瞬間吸着
オイルワイパーは「モミガラ」を炭化させたもので、表面は無数の細孔があることがわかります。この細孔により表面積が大きくなり、油膜層との接触面積が増えます。さらに接触した油膜層が細孔に入り込み、内部まで浸透していきます。



撥水性能・浮力性能
━ 水をはじき、水面で油のみを吸着
オイル吸着実験
写真は左から、水のみ、水+A重油、オイルワイパー投入直後の写真です。
オイルワイパーは、投入直後にA重油のみを素早く吸着し、その後も水面に浮いているのがわかります。

浮力比較実験
それぞれ含水率の違うモミガラ炭を水に浮かべ、その浮力を比較しました。

含水率(左から):1.1%、6.8%、13.2%、17.8%、31.7%、47.3%、57.0%、76.6%
実験から、モミガラ炭は低含水率なほど撥水性に優れ、浮力が高いことがわかります。
オイルワイパーは長時間浮き続け、水面の油を吸着し続けることが可能です。
※水面の油を吸着させるためには、低含水率の油吸着材を使用することが絶対条件です。
安全性能
━ 静電気防止対策品

オイルワイパーのパッケージには、静電気防止加工が施してありますので、開封時に起こる発火事故などを防ぎます。
商品詳細
━ 特殊な保存袋により未開封で長期保存に対応

オイルワイパーは、酸素を遮断した保存袋に封入してあり、さらに脱酸素材を入れることによって、湿気の侵入を防ぐため長期保存が可能です。
オイルを使用する場所に小分けに保管し、万一に備えることをお薦めします。
オイルを使用する場所に小分けに保管し、万一に備えることをお薦めします。
型式 | 容量 | 原料 低含水率もみがら炭 | 表面 | 油吸着量 | 対荷重 (リング1本あたり) |
2型 | 約0.5L | 約2L | 不織布 | 約1L | 3kg以下 |
4型 | 約1.0L | 約4L | 約2L |
従来品との比較一覧表
━ オイル吸着材(使用場所:水面・陸上)
商品名 | オイルワイパー(自社製) | 従来品 | ||||
材質・形状 | 撥水性モミガラ炭 | 不織布 | ||||
原材料 | モミガラ(農業不要物) | ポリプロピレン | ||||
かさ比重 | 0.08 | 0.1 | ||||
液体吸着量 | 5.39g/g | 0.43g/cc | 10.0g/g | 1.0g/cc | ||
摩擦抵抗力 | ― | ― | ||||
静電気 | 素材 | 非帯電性 | ◎ | × | ||
表面抵抗値 | 5.0~9.2×107Ω | 1×1014Ω | ||||
包装 | 非帯電性 | ◎ | (包装なし) | |||
表面抵抗値 | 1×1011Ω 以下 | (包装なし) |
※表面抵抗値が1×1012Ω以上のものが静電気を帯電します。
使用方法
━ 分割と連結で多用途での使用が可能
オイルワイパーは、油漏れの量や場所によって4分割に切り取って使用したり、四隅に付いているリングを連結したりして使用することが可能です。また、中身のモミガラ炭を袋から開けて直接散布して油を回収することもできます。

川での使用例

U字溝での使用例

ふきとりの場合

直接散布の場合
モミガラ炭を直接散布し回収します。水面上の希薄な油膜の吸着に最適です。