本文へ移動

小春日和

健康で快適な暮らしのために
日本の寒い冬を、あったか~い畳で心地よく

床暖房用畳床「小春日和」とは

━ 冬の和室が のんびりぽかぽか 小春日和の心地よさに。
新しい世代の生活スタイルにマッチした畳床暖房を提案します。
小春日和
従来の畳床暖房は、熱伝導の悪さから畳が薄く、内部に配線や配管を施しています。そのため、座り心地の悪さや変形、そしてメンテナンスにも問題がありました。

進展工業では、この数々の問題点を「畳の芯材に銅線を縫い込む」という方法で、非常に熱伝導の良い画期的な床暖房用畳床を開発いたしました。畳は、日本の風土、日本人の生活感覚に合った非常に合理的な床材です。高齢者社会を迎えた現在、優しさと温もりのある床暖房用畳床「小春日和」で暖かい冬をお過ごしください。

従来の床暖房用畳床との違い

開発コンセプト
━ 畳らしさを損なわない畳床暖房をつくる
畳らしさを損なわない畳床暖房をつくる
年間を通じて快適に過ごせる畳(たたみ)の間をつくる・・・それは、補助暖房なしで暖かく過ごせる畳、すなわち「床暖房用の畳」をつくること。一言でいっても、それはとてもハードルが高いものでした。

私たちが日常一般的に使用している畳は、厚さが4センチから6センチと厚く、熱が伝わりにくいため、床暖房用にはもっと薄い畳が使われていました。当然のように座り心地も悪く、ござに座っているような感じで満足を得られないものばかりでした。
銅線縫製加工
━ 熱伝導率の高い銅線を畳に縫い込む
私たち進展工業は、厚い畳の「熱伝導効率をどうやって高められるか・・」ということを考え、使う素材と加工方法を工夫しました。そこで「銅を畳に縫い込む」ことで畳の厚さを変えずに暖かさを確保することに成功しました。
この製造工法では特許(特許第2660804号)を取得しております。
銅線の縫製
銅線の縫製
畳おもて
畳おもて
畳うら
畳うら
畳床縫い仕上工程
畳床縫い仕上工程
年中快適
━ 畳の心地よさと床暖房の暖かさを追求
畳の心地よさと床暖房の暖かさを追求
人の暮らし方や生活様式は、国や文化によっても様々です。私たち日本人は、昔から畳の上で生活をしてきました。畳には適度に弾力と張りがあり、清潔な天然素材ですから人に安心感を与えます。そんな畳が床暖房になれば、空気を汚さず1年間快適に暮らすことができます。

特に和室では座る時間が長くなるため、天井と床との室温ムラは不快感につながります。そういう意味で頭寒足温になる床暖房は、とても理想的な暖房システムなのです。

「小春日和」は、畳のカタチと心地よさを残しながら、熱効率の良い床暖房床材としての畳の開発に成功した唯一の「床暖房用の畳」なのです。

仕様・特長

━ ぬくぬく畳床「小春日和」の優れた特長
室温のムラがない
大きな熱輻射と暖房効果を実現
あらゆるメーカーの
床暖房システムに対応可能
温水式・電気式等
熱伝導率の良さで
加熱温度は50度以下
低温やけど防止
立ち上がりの良さ
従来品比2倍の速さ
加熱時による変形がない
寸法安定性に優れている
畳厚は30~60mmまで設定可
従来品は畳厚が薄く、
専用縫製機械が必要
保温、調湿、耐圧縮、弾力、
耐久性に優れる
普通の畳同様の使用感
暖房不要の季節でも
普通の畳としても快適
年間を通じて使用できる
メンテナンス性の良さ
畳表・畳床の
取り外し、取り付けが可能
━ 昇温状況の測定による、芯材の昇温性能の比較
実験は、床暖房システム(加熱装置)上に、ぬくぬく畳『小春日和』Aと、他社の薄い芯材、チーク材フローリングをおき、それぞれ昇温状況を測定したものです。
測定日
1994.5.3
試験体
チーク材フローリング15mm厚
他社床暖房畳インシュレーションボード15mm厚
小春日和 A 40mm厚
小春日和 B 40mm厚
室温
19℃
加熱システム
温水式床暖房システム給湯温度50℃

測定結果

小春日和の温度変化
小春日和の温度変化
  1. 小春日和WおよびSは、表面温度25℃~27℃の範囲の値となり、熱流量は60~70kcal/hm2となる。

  2. 他社の床暖房畳は、15mm厚(40mmの約1/3)にもかかわらず、20℃~22℃の範囲の値となり、熱流量は28~30kcal/hm2と少ない。

  3. チーク材フローリングの表面温度は28℃~32℃の範囲の値となり、熱流量は80~95kcal/hm2と、小春日和A、Bと比べて約1.3倍多い。しかし、表面温度分布はばらつきが大きく、温水パイプの入っている部分とその他の部分では、約2℃の温度差となる。

畳の表面・裏面の温度差と熱流量の関係

畳の表面・裏面の温度差と熱流量の関係
畳の表面・裏面の温度差と熱流量の関係

商品詳細

畳床使用
畳床はオールボードタイプです。
ダイケンT級インシュレーションボード(天然木質繊維)・JIS A5905とします。
床標準サイズ
畳仕上厚さ
W
L
t
30mm
910mm
1,820mm
25mm
40mm
910mm
1,820mm
35mm
※上記以外のサイズは特注品にて承ります。
性能
呼称
畳表面・裏面温度差15℃における放熱量
L畳に縫合された銅線の数
小春日和-25-S
70W/m2(60kcal/hm2
8回路
小春日和-25-W
93W/m2(80kcal/hm2
16回路
小春日和-35-S
70W/m2(60kcal/hm2
8回路
小春日和-35-W
93W/m2(80kcal/hm2
16回路
※上記以外の熱性能として、32回路も特注品にて承ります。
※呼称「小春日和-●-○」の詳細は、以下のとおりです。
●:芯材の厚さ
○:畳に縫合された銅線の数(Sの場合8回路、Wの場合16回路)
各種データ・資料
マニュアル
計算書
各種データ

施工例

━ 簡単施工で幅広い床暖房システムに対応
床下は、透湿・防水シート、断熱材、気密シートを施工。
施工例
施工例
施工例
12mmの床ベニアに電気ヒーター(右は温水パイプ)を施工し「小春日和」を敷いた例です。
施工例
施工例
施工例
「小春日和」は床暖房用の畳ですが、電気ヒーターとは直接配線を必要としない据え置き設計(普通の畳と同じ)です。そのため、当社の床暖房システム「ひなたぼっこ」のほか、あらゆるメーカーの床暖房システムを利用できます。メンテナンスも普通の畳と同じように簡単です。
施工完成(型式25−W)
施工完成(型式25−W)

ご注文について

取引方法について
販売店様へ
地元畳店様へ
価格表・注文書

これまでの受賞歴および許認可

平成5年11月
「床暖房畳」が日本ウエルエージング協会主催の「第3回高齢者のための発明・工夫展」にて入選
平成8年11月
「床暖房畳」が平成8年度新潟県技術賞を受賞
平成8年12月
新潟工科大学において、演題「最近の住宅性能と畳暖房の開発」を学生に講演する
平成9年2月
「床暖房畳」が日本発明振興協会主催の「第22回発明大賞」で考案功労賞を受賞
「床暖房畳」の特許を取得【特許第2612811号】
平成9年3月
「床暖房畳」の実用新案登録を受ける【登録第2536910号】
平成9年6月
「床暖房畳」が第2回東北ベンチャーランド奨励金制度で奨励金100万円を授与
「床暖房畳」の特許を取得【特許第2660804号】
平成9年8月
「床暖房畳」自動縫機開発完成
平成10年6月
「床暖房畳」が株式会社コロナより推奨商品として推薦を受ける
平成11年2月
「床暖房畳」東京ガス株式会社より推奨商品として推薦を受ける
「床暖房畳」住商メタレックス株式会社より推奨商品として推薦を受ける
「床暖房畳」三洋電機株式会社より推奨商品として推薦を受ける
平成11年5月
「床暖房畳」特許取得【第2932381号】
平成18年3月
「放射による室内環境調整技術の研究」により工学博士(新潟大学)の学位を取得
進展工業株式会社
〒950-1104
新潟県新潟市西区寺地670-7
TEL.025-267-3762
FAX.025-266-3495
1.空調衛生設備の設計・施工/床暖房設備の施工
2.冷温水機保守/冷温水機分解整備/ボイラ缶検・保守
3.上下水道設備整備工事/各種ポンプ・送風機整備工事
4.ごみ焼却施設整備工事・常駐運営管理
5.床暖房畳床の設計開発・製造/新商品の設計開発
2024年10月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
TOPへ戻る